【採用見える化クラウド】株式会社キャスティングロード:採用分析システムの新規開発

企業名

株式会社キャスティングロード

https://www.cr2.co.jp/

サービス名

採用見える化クラウド

https://www.cr2.co.jp/lp/hr-visual/

概要

株式会社キャスティングロードが提供する採用分析システム「採用見える化クラウド」は、採用データを分析して採用コストを削減するサービスです。
人材派遣会社として自社の採用データの分析に積極的に取り組んでいたキャスティングロード様。分析結果にもとづいた施策の成果として、事業の収益性を大幅に改善することに成功。次なる一手として採用分析のフローをクラウドシステム化し、「採用見える化クラウド」として商品化することを決定しました。

人材派遣会社をはじめ、年間で求人広告費用を一定額使っている企業をターゲットにしたサービスであり、単に開発やデザインだけでなく業界・業務理解およびデータ運用に関する知見が求められる案件であったため当社が選ばれました。新規事業であったため全体像からフェーズを分割し、ミニマムの機能でスタートさせました。現在も運用を担当しています。

お客様の声

山下 有人様

株式会社キャスティングロード
事業推進本部 採用コンサルティング事業部

山下 有人様

発注の経緯

山下氏「社内にもエンジニアは数名いるんですが、外向けのサービスの経験があまりないため外注することが決まりました。僕も何社か話を聞いたのですが費用の高いところが多く、HRTech初参入にかける予算面から発注先を絞っていきました。その中で、費用は内製する場合とほぼ変わらず、デザインも完全に内製されていて過去の開発実績のある企業にと、今回の決定に至りました。人材業界に関する知見がある点も良かったです。また、企画段階でサービス自体に興味を持っていただき、Webメディア(HRog)での発信もしたいと言っていただけたため開発後の副次的な支援があるというのも結構魅力的でした」

難しかった点、お気づきの点

山下氏「2020年10月に開始して12月頃にプロマネさんが辞めたため担当が変わったのですが、その時にプロジェクトが遅延してしまいました。年明けの1月にもう一度仕切り直して要件を詰め直すといった想定外の時間が発生し、こちらとしては最初の企画段階で年内中のローンチを予定していたため、後ろ倒しにせざるを得ませんでした。仕切り直してからはさらに3か月かかったということはなく、結果2月末にリリースとなりました。謝罪はありましたが、そこからの巻き返しがすごかったです」

満足している点、ポジティブなご感想

山下氏「コミュニケーションですね。要件定義と開発の2段階で発注したのですが、それぞれコミュニケーションエラーがなかったことはとても評価できるポイントです。あとはインフラ面、デザイン面などそれぞれに責任者が存在し、適切なやり取りが可能だったことも良かったと思ってます。どうしてもプロマネさんがフロントに立ち、プロジェクト内部は具体的に見えないというのがよくあることだと思うのですが、それぞれときちんと顔を合わせてコミュニケーションを取れたので、ニュアンス合わせがしやすかったです」

担当者からの声

デザイナー

プロダクトデザインは双方で擦り合わせながら開発を進めました。
コーポレートカラーをベースに"見たいところがすぐわかる"デザインを心がけました。またダッシュボードは様々な項目を1画面に表示してもごちゃつかないよう配置や配色の検討を行いデザインを作成しました。配色は3パターンを出し、お客様と擦り合わせた結果コーポレートカラーを用いたパターンが採用されました。サービスLP制作も担いました。

プロジェクトマネージャー

新規事業であったため全体像からフェーズを分割し、ミニマムの機能でスタートではあったものの、要件定義からリリースまでを一貫して弊社で対応致しました。求人コストの計算などデータの分析・運用が肝となるサービスでしたが、自社プロダクトで経験のあるデータ運用の知見を活かし、スムーズに開発を進めることが出来ました。