【Jopus Connecter】株式会社ゴーリスト:外国人ダイレクトリクルーティングサービスの新規開発

企業名

株式会社ゴーリスト

https://goalist.co.jp/

サービス名

Jopus Connecter

<企業向け>
https://connecter.jopus.net/company/
<求職者向け>
https://connecter.jopus.net/

概要

「Jopus Connecter」は、株式会社ゴーリストが提供する、日本で働きたい外国人と外国人を採用したい企業をマッチングするプラットフォームです。2021年6月のローンチ以降、200名以上の外国人求職者が登録しています。

当時「選考時の言語の壁が入社のミスマッチにつながるといった課題を解消するサービスを作りたいが、ニーズがあるかわからない」という課題感がありました。そこで弊社でファシリテートを担い、ユーザーインタビューを実施しました。ユーザーインタビューで得た結果を実際のプロダクトの企画に活かし、制作していきました。また、外国人採用プラットフォームであることから、外国人求職者向けにサイトページの多言語化もおこないました。

お客様からの声

高梨 洋一様

株式会社ゴーリスト
執行役員 グローバルHR事業統括

高梨 洋一様

発注の経緯

高梨氏「2018年からグローバルHR事業部では、外国人雇用領域で人材紹介事業を中心に行ってきました。しかし、2020年の3月頃からコロナの影響で事業が縮小しました。アフターコロナを見据え、2021年後半には国交が戻りはじめ外国人採用マーケットは再度活況になることは間違いないと考え、このタイミングでマッチングサービスの提供に舵をきることを検討することにしたのが発注のきっかけです」

難しかった点、お気づきの点

高梨氏「スケジュールとクオリティのバランスでしょうか。納期を急げばクオリティが一部落ちることはあると思いますが、この振れ幅が当初わかりませんでした。納期をマストで進めたため、ベータ版リリース時は結構バグが出ました(笑)しかし致命傷はなく、そこから1カ月でリリースを続々と行い、すごい進化を遂げています」

満足している点、ポジティブなご感想

高梨氏「1つ目は、多国籍メンバーでプロジェクトチームを組成していることです。オランダ人のディレクターにマレーシア人、中国人のデザイナーやベトナム人、インド人などが関わっています。これにより、外国人登録者を意識した視点でのサービス開発が行えたことと多言語化が行えることも大きかったです。2つ目は、プロジェクトチーム以外のメンバーの関与です。プロジェクトチームのメンバーそれぞれが所属している部署(デザイナーならデザイン部など)の第三者的な立ち位置でレビューされることで、少し俯瞰してサービスを定期的に見られました」

担当者からの声

デザイナー

Jopus Connecterは企業と求職者の両方をターゲットユーザーとするサービスのため、企業向けと求職者向けぞれぞれのユーザー観点を意識しました。企業向けLPではJopusのイメージカラーであるオレンジに加え、「真面目」「信頼感」「かっこいい」イメージのあるカラーを選択しました。求職者向けLPでは「親しみやすさ」や「優しい」イメージを意識してカラーを選択しました。企業向けと求職者向けで使用しているカラーが異なるものの、レイアウトを統一することでビジュアル的な一体感をもたせました。

Jopus また、サービスページは機能を決定してからUIを検討し、候補者1人ひとりを比較しやすいようにアイコンを使用したりフォントカラーを工夫しました。ユーザーが混乱しないよう、できるだけシンプルな画面を意識しました。今後もサービスの利用ユーザーの声を聞きながら、UI/UXデザインを改善し、より良いサービスを提供していきます。

エンジニア

日本語と英語の二言語に対応しているため、言語の切り替えの際クイックなレスポンスを出せるように意識しました。また、Googleが開発しているFrameworkのAngularで実装しました。Angularはドキュメントやチュートリアルが豊富なため、UI/UXを改善しやすいというメリットがあります。また、Reactと比較して堅牢さと厳密さが高く、属人化しない点も改善に役立ちます。