株式会社プライスレス 代表取締役佐藤 康人 氏さとう・やすひと/中央大学商学部卒業後、新卒で東証二部上場のサブコン会社に総務部配属としてキャリアをスタート。その後、アウトソーシング業界や外資系生命保険会社での勤務を経て、33歳で独立。現在は、株式会社プライスレスの代表として「代理店ドットコム」を運営するほか、一般社団法人日本代理店協会の会長として、代理店ビジネスの普及と発展に尽力している。写真:株式会社プライスレス 代表取締役 佐藤康人(以下:佐藤) / 掲載日:2025/07/14聞き手:高橋みほ業界最大級の代理店募集サイト“代理店ドットコム”を展開する、株式会社プライスレス。同社は、約20年前に代理店構築をスタートし、その2年後に代理店募集サイトである“代理店ドットコム”の運営を開始しました。HumAIn社へはそのサイトのUIデザインの向上を目的とし「デザインレスキュー」にお申込みをいただきました。定額制でデザイナーの工数を利用できるサービスを利用に至った背景や、ご感想などをお伺いしました。代理店募集サイト「代理店ドットコム」とは貴社の運営するサイトの強みやサービスについて教えてください。佐藤:元々はコンサルティング事業を展開していた時期もありましたが、代理店を取り巻くビジネスモデルに興味が生まれ、代理店ドットコムをリリースしました。代理店ドットコムは、代理店やフランチャイズを募集したい企業様と、新しいビジネスで事業を探している法人・個人事業主・個人の方々とをお繋ぎするサイトとなっております。特徴としては、業界で掲載数がNo.1であることです。掲載数の波はあるものの、平均して400~500件の掲載数を誇っております。次いで、新しいビジネスで事業を探している方々が見やすいサイトであるのはもちろんのこと、掲載企業様も活用しやすいようにページの作成自体を代理店ドットコム側のプロのライターに依頼が出来たり、掲載開始後も進捗状況などを伴走し、マッチングした際にはどのように売上を伸ばしていくかまで、手厚いサポートを実施しております。プライスレス様のミッションついて伺えますか。佐藤:代理店の仕組み自体が素晴らしいと信じています。良い商材や商品をもっと多くの人が簡単に見つけられ、取り扱うことができるようになった先には、よりよい経済効果を業界全体で盛り上げることが出来ると考えています。「顧客の成功を生み出すプロフェッショナル集団」として、企業様の売上を伸ばす!それが私達の使命です。弊社にお問い合わせをいただいた最初の経緯についてお聞かせください。佐藤:我々は定期的に、外部の方の視点を取り込み改善を図っています。理由としては「成長しないことが衰退」と考えている一方で、社内の限られたメンバーでコンスタントに新しい知見を取り入れることはどうしても難しいです。そんな時に、HumAIn社の無料のUIレビューがいただける「UIナビ」を見つけお申し込みをいたしました。実際に改善したいと思いつつ悩んでいたページに対してご意見をいただけ大変参考になりました。ありがとうございます!ちなみに貴社にデザイナーは在籍されていらっしゃるのでしょうか。佐藤:はい、一名クリエイティブ周りを担うメンバーがおります。ですが、コア業務として、日々の掲載におけるアイキャッチの作成やその他の作業を多数抱えており、改善業務まで社内で完結できるほどの頭数はいないため、その都度外部のお力を上手にお借りしています。これは、ファブレスという自社で工場を持たず、製品の製造を外部に委託するビジネスモデルから学んだ、必要な分だけ保持し、不足したらそのタイミングで外部より一時的に補充するという経営姿勢から取り組んでいる内容です。遠慮のないストレートな課題の提示に信頼感!UIレビュー今回は、無料のUIレビューがきっかけとなりそのまま継続でHumAIn社にお任せいただきましたが、ご感想はいかがでしたか。佐藤:概ね満足しています。というのも、これまでも類似のサービスを利用してきましたが、改善点についてはオブラートに包んでご説明される企業様が多い印象を受けていました。私たちが欲しい「外部からの視点」よりも、サービスの紹介などの比重が重いのは仕方のないことです。ですが、HumAIn社は、気持ちの良いほどストレートに課題を提示いただき、その姿勢から信頼が持てました。また押しつけがましいサービス紹介もなかったため、こちらから改善を進めるための具体的な提案をお願いしました。その際は、誠にありがとうございました。その後、定額制のデザイナー工数の確保できるサービスにお申込みいただきましたね。佐藤:はい。UIレビューで指摘いただいた範囲だけではなく、他の箇所も改善案をいただきたいと考え、デザインレスキューを利用することにしました。サイトにおいて恒久的にデザインを改善し続けることは必須であり、その観点でも、月々20時間のデザイナーの工数を確保できるサービスはユニークで新しいと感じました。サイトは作って終わりじゃない。“改善し続ける”が宿命一方で、デザインの課題は経営判断の中でも、後回しにされやすい範囲だとも思うのですが、プライスレス様ではどのよう扱われているのでしょうか。佐藤:経営は頑張ったから成果が出る役割ではなく知恵比べの側面が強いと考えています。つまり、いい情報をもっていることが重要ということです。代理店ドットコムでは、掲載数や見やすさの強さがあると自負しておりますが、それらを維持し更に高めていくためには、外部からコンスタントに良い視点を取り込むことでそれらを達成できているため、デザインの課題を後回しにしたり、目先の数字だけに踊らされないようにしています。おかげさまで、掲載企業様からは「変化のスピードが速い!」というポジティブなお声をいただく機会は多いと実感しております。デザインレスキューを利用していく中で、弊社に期待したいポイントがあれば率直に教えてください佐藤:サービス自体の理解は出来ていました。もし+αをお伝えするのであれば、20時間の柔軟性が高められると更に良いかと感じました。というのも、毎月20時間の中で何ができるかという思考で進んでいきますが、ユーザー思考になると「この範囲の改善をやり切りたい!」というゴールのあとに工数が決まるので、翌月分を前倒して実施し、翌月の工数をその分調整するなどができると更に魅力的だと感じます。使い切れない時はなかったのですが、工数前倒しで実施する提案があると嬉しかったタイミングはあったなと振り返ります。高橋:率直なご意見をありがとうございます。真摯に受け止め検討いたします!その他、デザイン改善を行ったことで良くなった実感はございましたか。佐藤:正直デザインが数字に直結することを、すぐに確認することは難しいなと感じています。とはいえ、少しずつ指標として追っている数字に動きは見られています!引き続き、どのように反映されるかを我々も楽しみにしています!Figmaでのご提案のデザイン(カスタマージャーニーマップも添付)HumAIn社に依頼をいただいたことによる副次的な良さがあったとお伺いしましたが...。佐藤:はい!今回、デザイン改善を進める中でFigmaを使用し、分かりやすく可視化いただいたデザインを都度納品いただきました。その際、最終的な納品物だけでなく、その納品に至る過程などを踏まえた周辺情報を全てお出しいただけたのがとても有難かったです。今後の改善にも役立つ情報だと思い、何度も見返し参考にさせていただこうと考えております。“操作”ではなく、“理解”を育てるデザインへこれからの代理店ドットコムでは、UI/UXデザインにおいてどのような点に注力したいと考えておりますか。佐藤:今後のUI/UXでは、単にわかりやすく情報を見せるだけでなく、ユーザー自身が“気づきながら進める”ような設計を意識していきたいと考えています。たとえば、最初はTOPページに並ぶ掲載情報を順に開いていたユーザーが、使い続けるうちに自然と目的の情報にたどり着けるようになる――そんな“育成的なUI/UX”を目指したいです。無理に誘導するのではなく、ユーザーの理解や行動を少しずつ後押ししていくような、長期的な視点でのデザイン改善に注力していきたいと思っています。さいごに、今後の代理店ドットコムの展望について教えてください。佐藤:現状に満足することなく、より良いサービスを多くの方々にお届けできるよう、工夫を重ねていきます。代理店やフランチャイズを募集したい企業様にとってのビジネス成功、売上アップにつなげていきたい。新しいビジネスで事業を探している法人・個人事業主・個人の方々にも満足いく成長を遂げていただきたい。そのために、我々も日々進化できるように務めて参ります。